無線工学・情報工学・通信工学研究会(私設)
現代社会は、インターネットの出現と、コンピューター科学の発展によって、この20年間で劇的な進歩を遂げた。コンピューター・スマホの発達により通信が容易となり、また、インターネットによる情報の伝達が極めて容易になった。
情報の伝達という観点から見た場合、情報の発信・受信・伝送に関わる技術的な基礎事項は、多く共通するものがあり、その伝達に用いるツールによって、その技術的要求事項が変わってくる。
また、近年、AI開発の進展により、コンピューターそのものが、情報を自律的に扱い、処理するシステムが確立されつつある。
そのような観点から、私は、(私設)経済金融研究会とは別に、(私設)無線工学・情報工学・通信工学研究会を立ち上げ、技術的な発展を図るとともに、これらの技術的発展が社会に及ぼす影響を随時検証していこうと思う。
手始めに、私は、二陸特(第二級陸上特殊無線技士)の国家資格を取得した。これは、養成課程の修了により、比較的取得しやすい資格という観点から取り組んだが、現在は、一陸技(第一級陸上無線技術士)の取得準備を進めている。また、情報処理関係・電気主任技術者・電気通信主任技術者などの取得も考えている。
これらの取り組みにより、情報・通信・放送・宇宙開発分野の発展に寄与することができれば、非常にうれしいことである。
デフレマインドの払拭のためには何が必要か?
[経済金融研究会 活動報告]
現在、日本経済は、緩やかな回復傾向にあると判断できます。
しかし、日本経済の回復の歯車は、まだ十分に回っているとは言い難い状況にあることも、また事実でしょう。その、回復の歯車を嚙み合わせ、十分に回してあげるためには、必要な要素がいくつかあります。
1.デフレマインドの払拭
2.労働力人口減少を補うための生産性向上施策
3.技術革新を含めた新たな産業革命
4.労働者への賃金上昇
5.物価上昇への施策(継続)
6.大規模金融緩和の継続(出口戦略を見据えながら)
7.外的要因に対する適応
8.国民の福利厚生の充実
9.社会保険制度の改善
細かく見れば、まだ、あげることができると思いますが、9つ程度あげてみました。一番重要なのは、国民のデフレマインドの払拭で、これは、他の8つの項目の改善による社会情勢の変化が国民に実感されることにより、国民の意識が「もはやデフレではない」という、景気回復意識へと変化していくことが必要になります。その意識の変化が、消費に勢いをつけ、投資を促進し、企業の業績が上がり、賃金上昇に還元され、総合的に利益が向上するという好循環を生む結果につながるでしょう。国民のデフレマインドが、カチッと景気回復マインドに変わる転換点は必ずあるはずで、そのきっかけが国民の可処分所得の増加であることは明確ですから、そこを徹底的に改善していけば、状況は良い方向に進むでしょう。