続・現代をみる

NHK Commentator No.7 Official Blog

現時点での利上げは是か非か(利上げ後の世界 Part 2)

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現時点で、金融緩和政策の完全な転換を図ることの是非について考えてみたい。

 

異次元の金融緩和という金融政策は、そもそも、それ以前は一定の範囲で有限であった金融の流動性を、市中に出回る資金量を可能な範囲で極大化することにより高め、経済の可動範囲を広げることが、一つの目的であった。

 

その、目標とするところは、デフレからの脱却であり、経済好循環であり、物価上昇であった。その目標は、現時点では、十分に達成されたとは言えないが、一定の効果を上げたということは、言うことができる。

 

金融緩和政策が、未来永劫継続することは、確かに経済的観点から健全ではなく、どこかで、一定の経済秩序を回復し、適切に運営することが、必要となってくるだろう。では、どの時点で政策転換することが適切と言えるだろうか?

 

少し抽象的にはなるが、具体的に言えば、一つには、種々の国際経済的リスク要因が好転の兆しを見せてきた瞬間、あるいは、世界経済のうねりのターニングポイント、国内的に言えば、国内経済が半不可逆的回復軌道に乗ったと判断できる瞬間。

 

途切れてしまった、経済回復への諸回路をつなぎ合わせる感覚、とでも言いましょうか。その一般解と特殊解は必ずありますから、それを探っていくことでしょうね。

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相場ウォッチャーの視点(8/17)

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今日の日経平均株価終値は、16745.64。

 

最近は、16000円前後で推移しています。

 

人工知能や、自動運転など、新しい技術の活用が焦点となるとともに、

日銀の金融緩和政策の実効性の検証、政府の経済対策、

新しい需要の創出と、事業の一段の活性化が、

日本経済再活性化のカギとなるでしょう。

 

前回、20000円を突破した時は、期待値が大きかったですが、

構造改革により、より、利益の上がりやすい体質を作り、

株式相場の活性化につなげてほしいと思います。