【核心解説】「インターネット上の情報の質的向上をいかに図るべきか?」

皆さん、こんにちは。

 

本日は、

 

「インターネット上の情報の質的向上をいかに図るべきか?」

 

について、考えを述べてみたいと思います。

 

最近、「フェイクニュース」が社会に及ぼす影響について、大きくクローズアップされています。

www.nhk.or.jp

 

インターネットというのは、本来、遠隔地間における情報伝達・通信手段としての役割が重要です。また一方で、インターネット空間というのは、基本的に、自由な空間であり、人々が自由に情報を発信でき、共有できるという利点があります。今回の、「フェイクニュース騒動」というのは、この「インターネット空間の自由度の高さ」を、恣意的に悪用したもので、結局は、「インターネット上の情報の信頼度」を吟味する人々の判断力の問題です。

 

事実を歪曲するための悪意の情報拡散という手法は、インターネットが普及する以前から、流言飛語という形で行われてきたものです。それが、インターネットという情報拡散装置を効果的に利用することによって、現代型の一種の悪意の諜報活動が行われているのです。

 

インターネット上のテキストデータ、画像データ、動画データなどの各種データは、情報がアップロードされた時点で一つのデータであり、それが真実であるか、有益なものであるか、フェイクであるか、悪意であるか、は別として、そのデータをいかに取り扱うかは、利用する側の判断に大きく依存するのです。まさに、人々の良心に依存しています。

 

また、情報を発信する側に、社会問題を解決しようとか、ビジネスを効果的に展開しようとかという、社会的に有益な動機があれば、おのずと善意を持つ人々の共感が得られ、インターネット上の情報の質的向上につながっていくのですが、それが悪意を持って受け取られ、利用されてしまう現状は、残念と言わざるを得ません。

 

イギリス公共放送BBCが、フェイクニュースの検証とその拡散の防止に取り組んでいるということは、評価に値します。

www.bbc.com

今後のメディアの役割の一つとして、流通データのクオリティーコントロールの強化が挙げられてくることは、社会の要請でもあります。

 

高度に情報処理技術が発展した現在の状況において、情報発信者の質・情報利用者の判断力の質・情報自体の社会的価値が、一層強く問われる時代に、私たちは生きています。